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ふじ美先生の相談窓口
こんにちは
子育ての事、こども園の事
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059-232-2075

社会福祉法人 高田福祉事業協会
高田保育園

三重県津市一身田町280
TEL.059-232-2075
FAX.059-232-2307
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高田(たかだ)保育園は三重県津市一身田(いしんでん)町にある保育園です。
 親鸞聖人(しんらんしょうにん)を開祖とする真宗高田派の本山、専修寺(せんじゅじ)を基盤とし、『すくすくのびよ仏の子』をキャッチフレーズに、月に一度の参拝や仏教の行事を通して「生命を大切にし、感謝するこころを育てる」仏教保育をすすめています。

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     一歩に気付ける柔らかい眼差し

速さも 歩幅も 方向も 全部ちがうそれぞれの一歩。どれも大事な大切な一歩。

見つめてくれる存在がいるから
どんな小さな一歩でも
計り知れない可能性の始まりとなるのです。
不確かな可能性でもいいじゃないですか。
その小さな一歩を
いっぱいほめてぎゅーっとしましょ。
その小さな一歩に
気付けたあなたの柔らかい眼差しが
子どもの明るい未来のきっかけとなるのです。 
あなたの存在は
子どもにとってかけがえのないものなのです。

お知らせ

2025-03-28
R6年度最後3月の写真を公開しました。写真を見返すと、体はもちろんですが表情からも成長を感じられて温かい気持ちになりますね。1年間ありがとうございました。
2025-03-03
2月の写真を公開しました。
2025-02-03
1月の写真を公開しました。
2024-12-27
12月の写真を公開しました。今年もみんなのいろんな姿があふれ、賑やかな高田保育園でした。来年も笑顔いっぱいの年になりますように…良いお年をお迎えください。
2024-12-03
11月の写真を公開しました。
2024-11-01
10月の写真を公開しました。
2024-10-02
9月の写真を公開しました。
2024-09-02
8月の写真を公開しました。
2024-08-02
7月の写真を公開しました。
2024-07-01
6月の写真を公開しました。

今月のふじみ園長のコラム

令和6年度保護者会会報から

『 期 待 』       園長  草深ふじ美
   
「思い込み」ってあると思う。
見えないもの、聞こえないもの。物理的にはっきりしていないことは、だいたいが思い込みで動いているような気さえする。
当たっていたら、やっぱりな・・・ってある意味肯定的に、ちょっと自信をつける。でも逆に違っていることもある。そんな時は割と都合よく置き換え術を発揮したりして、さもなかったことのように立ち振る舞うか、あるいはそれもそうよね・・・と開き直るか、はたまたしっかり落ち込むか。
そもそも思い込みはいずれの場合も、自分寄りなのだとつくづく感じる。
こと我が子に関しては、いろんなそれが付きまとう。
子を思えばこそ自然に湧いてくる、期待と不安、喜びと落胆、優しさと怒り。それらに振り回されながら、思い込みを発動させて、更に大きく揺さぶられる。
 
だから、子育てって忙しい。精神的にも忙しい。
過ぎていく時間は否応なしに一定のスピードなのだから、もう楽しむしかない。
振り回されることを楽しむしかない。
大丈夫。子はだんだん強くなっていく。そう、きっとすでに身に付いているはず。
頑張ること、応援すること、助けること、助けてもらうこと。
ありのままを見ること、ありのままを見せること。
育てたように育った子の
ありのままを受けとめることは、矛盾しつつも時としてしんどいかもしれないが、
それが我が子。
愛してやまない大事な子。
 
可能性の塊であるこの子らの、希望にあふれた広い未来には、
どうか、ありのままを愛せる人たちがいてくれますように。
 
あらかた子育ては終了したが、いろんな場面で「思い込み」に振り回されている私。
でも、そんな自分がなんだか愛おしい。
今だからこそ 愛おしい。

高田保育園は動かない(3月園だよりから)

ようやく何とかしなくてはと思えるようになり、隙間時間に車を走らせる。12年間放ってあった実家。小さな松とツツジにモミジ、その割と上品な格好をした木達の間に、割と形のいい石がまあまあ感じよくレイアウトされていて、白い小石はせせらぎに見立てたようだった。春にはピンクのツツジが甘い香りを漂わせ、秋にはモミジが赤く染まる。家主はその割と形のいい石に腰かけて一服するのが日課だった。小さな庭でもバーベキューができるぞと、孫がくると嬉しそうに肉を焼いてたっけ。目をつぶるとはっきり浮かぶ昨日のように。今・・・目の前には樹木化した草、所狭しと右に左に動き回って伸びたのだろう棘のあるツルたち。そこはもう、びっくりするほどに別世界。厚手の手袋と二の腕勝負の剪定バサミがないと前には進めないのだ。       12回の春と12回の夏と12回の秋と冬.12回見て見ぬ振りをされてそれはそれは見事に育った雑草たち。家主が亡き後も、その自慢の松やモミジが朽ちた後もお前たちは息を吹きかけ生命を繋いでくれていたんだ。それにしても強いし痛いな。まだ寒いからこれでも大人しくしてくれているんだよね。 

バチンッ、バチンッ。ありがとう。バチンッ、バチンッ。ありがとう。守ってくれてありがとう。

見えてきたよ、腰かけ石。あそこからどんな風に見えるのだろう、力強い雑草たちの息遣いが聞こえるだろうか。12年前とは違う生命の住まい。

・・・でも今日は無理だ、ほんの3メートルが至難の業。今度はノコギリを持って来るよ。父さんが座った場所で私も一服したいから。形のいい腰かけ石で。

 時間が経っても変わらない。そっとさりげなくそこにいて、実はどっしり待っている。そんな人間になれたらいい。この子たちが迷ったとき、この子たちがつらいとき、立ち寄る場所になれたらいい。

 高田保育園は動かない。ずっとずっとここにいる。 巣立つ子らよ忘れるなかれ。

保育園の様子

全体的な計画
園の一日
年間行事

高田福祉事業協会

『高田保育園運営に関するアンケート』(R5.12月実施)の結果について

位置情報

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